【深和】奈良時代前期◆元興寺五重塔古材 木地炉縁 オファー 藪内休々斎書付

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【深和】奈良時代前期◆元興寺五重塔古材 木地炉縁 藪内休々斎書付 商品説明 奈良時代前期の元興寺五重塔古材 木地炉縁です。

元興寺の五重塔は、1859年(安政6)の火災で焼失しており、本品はその際に残された材をもって、江戸末~明治初期に造られたものとみられます。現在は基壇と礎石を残すのみですが、その規模の大きさから興福寺の五重塔(約51m)をしのぐ高さの塔であったと類推されております。材質は檜で、長い年月が生み出した経年の味わい、さらには「蜂穴」と書付された景色が、侘びの極致ともいえる魅力を醸成しています。

藪内休々斎の箱書付と貼紙には、今は失われた元興寺の塔の古材を使って造られた旨が記されています。また、炉縁側面の赤庵紹員翁の墨書により、好み物であることがわかります。赤庵紹員翁とは、おそらく井上紹員のことと考えられます。

「日本の最古の寺院」元興寺の歴史と寺格、失われた塔をしのぶ哀切と共に、歴史資料的価値もきわめて高いです。小間の炉縁として、またとない貴重なものといえます。


[箱蓋裏]
南都以元興寺古材
赤庵紹員翁好之
炉縁ニ書付在
休々斎紹智(花押)

[炉縁側面]
南都元興寺塔之以木造之

[貼紙]
元興寺古材蜂穴炉縁紹員翁直書付 休々斎 □(磨滅)


◆赤庵紹員翁(井上紹員)
通称平兵衛、晩年平内と改称。号に含翠。大阪天満の人で、8代藪内真々斎門下の茶人である。皆伝を受けて紹員の茶名を受けた。明治24年(1891)12月7日没(69歳)。

◆藪内休々斎
茶道藪内家10世家元。名は宗恭、字は公剣、別号に竹翠・謙斎・瓢庵等。もと茶道頭兼典医の福田氏であったが、加賀大聖寺藩藪内九世宝斎没後迎えられて十世を嗣いだ。北野大茶湯を再興した。大正6年(1917)歿、78才。

◆元興寺
奈良市芝新屋町にある華厳宗の寺。南都七大寺の一つに数えられ、日本最古の寺院の一つ。仏教移入の争いで物部氏を破った蘇我馬子が、596年(推古天皇4)に建立したと伝えられる。広大な敷地と崇敬をあつめ、豊浦寺、葛城寺、飛鳥寺、建興寺、法師寺、建通寺とも称されていた。 710年(和銅3)の平城遷都に伴い、奈良に新寺を建立して新元興寺と称したが、飛鳥の寺は本元興寺と呼ばれ、徐々に荒廃し、現在は安居院に飛鳥大仏を残すのみとなった。室町時代に至って多くの堂宇を焼失、1859年(安政6)の火災で観音堂、五重塔を焼失し、それ以降は衰えた。現在は仮堂の本堂と、1927年(昭和2)に発掘調査された塔跡(国史跡)を残すのみである。薬師如来像は国宝、本尊の十一面観音像および出土品が国重要文化財に指定されている。元興寺は1998年(平成10)、世界遺産として登録された。


【参考URL】http://www7b.biglobe.ne.jp/~s_minaga/sos_gangoji.htm


付属:書付箱
寸法:高さ6cm、幅42cm、奥行42cm(最大幅。若干の誤差はご了承下さい)
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